・『文學界』2017年2月号から2018年1月号まで、「新人小説月評」を担当しています。


・INFORMATION


[お知らせ/Information] 2017年10月28日発売。「ユリイカ」11月臨時増刊号に「志村貴子における約束」という論考を寄稿しました。
10/28発売の「ユリイカ」11月臨時増刊号に「志村貴子における約束」という論考を寄稿しました。「約束」をキーワードにして、「放浪息子」の二鳥くんが「ぼくの記録」を書くまでの過程やユキさんたち伴走する大人たちについて書きました。「放浪息子」、「青い花」、「敷居
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[お知らせ/Information] 2017年10月7日発売。『新潮』11月号に高橋弘希さん『日曜日の人々(サンデー・ピープル)』(講談社)書評、『群像』11月号にはあちゅうさん『通りすがりのあなた』(講談社)書評、『文學界』(2017年11月号)に「新人小説月評」を寄稿しました。
 高橋弘希さん『日曜日の人々(サンデー・ピープル)』(講談社)の書評を『新潮』11月号に寄せました。自助グループを舞台に、生と死を描くこの小説は、デビュー作以来の高橋さんの主題である「言葉では書き下ろせない対象」と対峙しています。決定的に重要な単行本での加筆に
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[お知らせ/Information] 2017年9月21日発売 川上未映子責任編集『早稲田文学増刊女性号』に論考「クィアな自伝―映画「ムーンライト」と古谷田奈月『リリース』をつないで」掲載中です。ぜひご覧ください。
川上未映子さん責任編集『早稲田文学増刊 女性号』に、「クィアな自伝―映画「ムーンライト」と古谷田奈月『リリース』をつないで」という論考を書かせていただきました。9月21日(木)発売。556頁の特大増刊号です。ぜひお手にとってください。http://www.bungaku.net/was
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[お知らせ/Information] 2017年9月7日発売『文學界』10月号に「新人小説月評」掲載中です。温又柔さん、三輪太郎さん、水原涼さん、木村紅美さん、壇蜜さん、青木淳悟さんの作品です。どれも面白い。ぜひ小説の方へ。
『文學界』10月号に「新人小説月評」掲載中です。世界文学としての温又柔。歴史と四つに組む三輪太郎、水原涼。一筋縄では行かない人間関係を描く木村紅美。ほんのり怖さがあるデビュー作の壇蜜。ファミコンソフト「プロ野球?殺人事件!」を本歌どりした青木淳悟。どれも面白
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[日記/Diary] マクギリス・ファリドについて考えたこと。ガンダム「鉄血のオルフェンズ」について考えています。
3月26日(日) 「鉄血のオルフェンズ」。マクギリスはガエリオを確かに「友人」だと思っている。けれども、そこに「友情」はない。感情を殺した少年時代の彼は、怒りの中で生き、友情という「生ぬるい感情」ではなく力を選んだ。一方、ガエリオは、「人であるからこその思い」
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2017年7月27日 「現代詩手帖」8月号「川口晴美と、詩と遊ぶ」というアンソロジー企画に短歌10首掲載中


「現代詩手帖」8月号「川口晴美と、詩と遊ぶ」というアンソロジー企画に短歌10首を書かせていただきました。東京近郊にある女子高の2年生として詠みました。合唱の響きにあわせて吐き戻すこれを終えたら次の合唱、みたいな歌が載っています。                

それから、「現代詩手帖」2017年8月号のアンソロジー企画で発表した短歌について、一つ訂正があります。

森深く机に鳥は舞い降りて漸化式から意識はじまる 

という短歌を詠んだのですが、本誌では「意識が」となっていました。上記のものに訂正します。

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6/7発売『文學界』7月号に「新人小説月評」掲載中

『文學界』7月号に新人小説月評を書いています。祖母の足跡をたどり、現在の自分と向きあう古川真人さん「四時過ぎの船」(新潮)、依存症の問題を通して生と死を描く高橋弘希さん「日曜日の人々」(群像)、クィア文学の新たな第一歩、李琴峰さん「独舞」(群像)など力作揃い。上半期のベスト5も発表しています。また、國分功一郎さん『中動態の世界ー意志と責任の考古学』(医学書院)にも触れています。自分では選べないことまで意志の問題にされる時代。その痛みを描く高橋弘希さんの小説「日曜日の人々」(群像)は、能動と受動で人の行為をわける言葉から新しい態への手探りです。

5/7発売『文學界』2017年6月号に「新人小説月評」掲載中

『文學界』6月号に「新人小説月評」を書きました。文學界新人賞を受賞した沼田真佑さん「影裏」、三田文学新人賞佳作の高田友季子さん「乾き」、田﨑弘章さん「火を囲う者たちへ」、同奨励賞の黒川英市さん「リンガの彼方」、ミヤギフトシさん「アメリカの風景」(文藝)などデビュー作が並びました。

4/7発売『新潮』2017年5月号に、「どこを見ても記憶がある―多和田葉子『百年の散歩』論」掲載

『新潮』5月号に、「どこを見ても記憶がある―多和田葉子『百年の散歩』論」を寄稿しました。多和田葉子さんの最新作を、夏目漱石『文学論』の冒頭にある数式「(F+f)」と接続しました。多和田さんの小説の魅力を伝えられていたらと思っています。https://twitter.com/Monthly_Shincho/status/849915872458166274