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・8/7発売。「群像」2018年9月号に、先日芥川賞を受賞した高橋弘希さんの小説『送り火』(文芸春秋社)の書評を書きました

「群像」2018年9月号に、先日芥川賞を受賞した高橋弘希さんの小説『送り火』(文芸春秋社)の書評を書きました。タイトルは,「純粋な観察者―芥川龍之介と高橋弘希」です。「文芸的な、余りに文芸的な」で芥川が主張した「「善く見る目」と「感じ易い心」とだけに仕上げることの出来る小説」の系譜として高橋さんの小説を捉えました。

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6/7発売。「文學界」7月号に多和田葉子さん『地球にちりばめられて』(講談社)の書評を書きました。

『文學界』7月号に多和田葉子さん『地球にちりばめられて』(講談社)の書評を書きました。「わたしを解し、繋ぐもの」としてのエクソフォニーの可能性が本書にはあります。時には軋むエクソフォニーでも、誰かと一緒ならば、笑うことができる。言葉で繋がり、並んで歩く人々の物語です。ぜひご覧下さい。

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5/28発売。『現代詩手帖』2018年6月号「月に吠えらんねえ」特集に論考を書きました

『現代詩手帖』2018年6月号「月に吠えらんねえ」特集、私も、「朔くん」と「白さん」の「愛」が、「愛国詩」に転ずる過程について論考を書きました。清家さんの漫画だから見えてくるものがあると思います。執筆した皆さんもそれに応えていると思います。ぜひ、ご覧ください。http://www.shichosha.co.jp/gendaishitecho/ 

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4/7発売。李琴峰さんのデビュー作『独り舞』の書評を「群像」2018年5月号に書きました。

李琴峰さんのデビュー作『独り舞』の書評を書きました。セクシュアル・マイノリティが感じている疎外のことを「内離(ネーリー)」という言葉で表現していることが印象的です。2017年に群像新人文学賞優秀作を受賞したときの選考委員・多和田葉子さんは、リービ英雄、楊逸、横山悠太らの名前をあげ、「日本語における漢字とかなの関係が固定したものではないことを示」したと評しました。その点も面白い小説です。大幅加筆があり、よりいっそう主人公の「独り舞」が際立ちました。

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4/7発売。『文學界』5月号に小川洋子さんの新刊『口笛の上手な白雪姫』(幻冬舎)の書評を書きました

『文學界』2018年5月号に小川洋子さんの新刊『口笛の上手な白雪姫』(幻冬舎)の書評を書きました。「他者を助け、忘れられ、消え去った人たちの物語」というタイトルです。泣き声をあげている子どもを見過ごすことができなかった人々の物語。他者と共に生きるということのすべてが詰まった1冊です。ぜひ。

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