■ 11/8(土)・イケメン×2.5 ―境界、まなざし、在/不在(UTCPシンポジウム)

イケメン×2.5 ―境界、まなざし、在/不在

Date:
2015年11月8日(日)14:00-17:00
Place:
東京大学駒場キャンパス18号館4階コラボレーションルーム1
『ユリイカ』の「イケメン・スタディーズ」と「2.5次元」特集とを繫ぐイベントです。役者の身体を通して2次元のキャラクターを見る2.5次元とは何か。「イケメン」とはどのような想像力を介して成立しているのか。「テニミュ」「ペダステ」から「刀剣乱舞」まで。ぜひお越しください。


イケメン×2.5―境界、まなざし、在/不在

『ユリイカ』2014年9月臨時増刊号『総特集イケメン・スタディーズ』、同2015年4月臨時増刊号『総特集2.5次元―2次元から立ちあがる新たなエンターテインメント』の2冊を通して見えてくるのは、メディウムとしての「イケメン」を介してキャラクターを立ち上がらせる「2.5次元」という場の独特なありようである。


その顕著な様式性・類型性ゆえにキャラクターの器としての役割を果たす「イケメン」と、それをキャラクター「として見る」というコミットメントを持った我々のまなざしが出会うところに「2.5次元」の場はつかの間成立する。舞台の上と「こちら側」とは厳然と分かたれ、にもかかわらず(あるいはそれゆえに)我々の視線の先には彼らが確かにそこにいるものとして現れる。そのようにまなざすことで初めて出会われる存在があり、きわめて一回性の高い出会いというものがある。あくまでも舞台の上という「あちら側」にあること、それゆえの介入・操作の基本的な不可能性と、にもかかわらずそこにあることの比類ない確かさを前にして、我々は決して見逃すまいとまなざし、時に声を上げ、手を振り、拍手を送る。そのように対峙する態度全体をひとつの「祈り」と呼んでもいいように思われる。


2.5次元という場によって我々に開かれたものはなにか、そしてそこにおいてイケメンたちはどのような様態を示すのか。本ワークショップでは『イケメン・スタディーズ』『2.5次元』執筆者および編集者を招き、「イケメン×2.5」が拓くものへの問いをさらに深めていきたい。

プログラム(敬称略)

司会:筒井晴香(東京大学UTCP特任研究員)

I. 報告
 岩下朋世(相模女子大学)
 「+0.5の世界と身体―マンガから見た2.5次元」
 岩川ありさ(東京大学)
 「サブカルチャーと歴史認識―「刀剣乱舞」をめぐるポリティクス」
 石田美紀(新潟大学)
 「イケメンとイケボ」

II. コメント
 上田麻由子(上智大学)

III. トークセッション
 岩下、岩川、石田、上田、筒井
 明石陽介(青土社)