6/7発売『文學界』7月号に「新人小説月評」掲載中

『文學界』7月号に新人小説月評を書いています。祖母の足跡をたどり、現在の自分と向きあう古川真人さん「四時過ぎの船」(新潮)、依存症の問題を通して生と死を描く高橋弘希さん「日曜日の人々」(群像)、クィア文学の新たな第一歩、李琴峰さん「独舞」(群像)など力作揃い。上半期のベスト5も発表しています。また、國分功一郎さん『中動態の世界ー意志と責任の考古学』(医学書院)にも触れています。自分では選べないことまで意志の問題にされる時代。その痛みを描く高橋弘希さんの小説「日曜日の人々」(群像)は、能動と受動で人の行為をわける言葉から新しい態への手探りです。